- 今日はもうひとつ・・・ (2006.10.14)

この絵、非常に綺麗でしょう?新海誠氏の新作アニメーション『秒速5センチメートル』の中の絵です。
多分、実写を取り込んでそれをベースに着色したんだと思うのだけど・・・これ、元から描いたのでしょうか?新海氏のところの背景さん。
新海誠作品の背景に共通する特徴的なところは
色の豊かさ
ですよね。これだって、本来影にピンクがあるわけないのに、ピンクで塗られている部分があります。車の窓だって、あんなに絶対に色を反射しないのに敢えて思い切り反射させて描いてあります。
全体的なバランスを、より印象的な方向へ持ってゆく技術が凄い。
本来なら違和感を感じるところなんですが、それを全然感じなく、まさに元からそういう色であったと思わせるほどの配色のうまさ。
これがセンスというものでしょうか。
とにかくドラマチックな絵であります。魅せる絵といいましょうか。
友達の中には、こういうパソコンを多用した
デジタルチックな絵を嫌う人も居ますが
僕は全然そういうことはなく、むしろ大好きです。綺麗な絵なら。
ただ美しい光が描きたい
僕はそう思って絵を描いていますから。
ただ美しい光というものは、印象派に代表されるような
明るく鮮やかな色彩(まぁ印象派の全員がそうだ、とは言えないけど)というものだけでなく
ドガの絵のような、ダークな印象の光も含まれます。彼があれを光と思って描いたのかどうかは知りませんけど。
とにかく、自分が見て「あぁ綺麗に描けたな」と思えればそれで良いわけで
別にデッサンが狂ってようが特に気にならんのです(言いすぎだねぇ)。
僕にとって、
絵≒色彩
ですから。線で描くのでなく、面で描く、とよく言われますけど
まぁそうでもあるのですけど、自分は『空気を描く』って感じがいたします。
ターナーの絵なんてまさにそれですよね。ああいう絵も、ひとつの目標です。
あと、リンクに新海氏の公式HP『Other voices -遠い声-』を追加しました。
・・・なんかリンクの半分くらい、受験生ぽいものではないですねw
ではでは。




